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SANGIでは各科の最終学年となる学生がその学科で学んだ集大成として自らテーマを決めて研究・制作を行い、「卒業研究・制作発表会」を開催します。
今回の建築科の卒業制作発表では、「「ぬくもりの隣で」-人と動物がともに過ごすためのホテルの提案-」や「遊び、歩き、見る-屋内公園型スポーツ施設の計画-」、「Le Tanuki~自然と人生を結ぶ建築~」、「共鳴・同期の意味 音・体のシンクロする場所 SYNC(シンク)」など、多彩なタイトルのもと、ホテルやスポーツ施設、結婚式場、温泉など、学生自身が構想した建築計画が発表されました。
今年も個性豊かでスケールの大きい作品がそろいました。


学生たちは、建設予定地の環境分析から外観・内装デザイン、動線計画、利用者層の設定に至るまで、細部にわたり丁寧に設計を行いました。
模型や図面、CGパースを用いて、建物の魅力とコンセプトを力強く伝えていました。


質疑応答では、1年生から次々と手が挙がり、「子ども向けのスポットが多いが、子どもを連れて行きやすいように工夫した点はあるか?」「田貫湖周辺は冬はとても寒い。駐車場から旅館や結婚式場まで少し距離があるが移動の際の対策はあるか?」、「制作にあたって難しかったところは?」など、多くの質問が寄せられました。
2年生は、1年生からの質問に設計の背景や地域性、利用者の安全性などを踏まえながら丁寧に回答していました。

発表の中で2年生から、「静岡は津波のリスクが高い地域だからこそ、楽しい場所が“安心できる場所”にもなるべきだ」という視点に基づいた提案もありました。
“普段は人が集まる楽しい施設でありながら、いざという時には命を守る避難所としても機能する設計”というアイディアに、1年生たちは真剣に耳を傾けていました。
また、「託児所を設置して子育て世代が継続的に利用しやすいようにする工夫」「屋内公園を設け、天候や交通事故の心配なく遊べる安全性」 など、利用者の生活に寄り添った提案も印象的でした。
発表後には講師の先生方から講評をいただき、学生たちは自分では気づけなかった視点や改善点を真剣に受け止めていました。
「動線の整理」「地域との関係性」など、プロの視点からのアドバイスは、学生たちにとって大きな学びとなったようです。

4月からは、それぞれが建築業界へ羽ばたいていきます。今後の活躍を心から応援しています。
建築科のみなさん、本当にお疲れさまでした。
