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2025.12.18

建築科1年生が『まちづくりファシリテーター養成講座』を受講しました☆

建築科1年生が『まちづくりファシリテーター養成講座』を受講しました。
「まちづくりファシリテーター」とは、地域が抱える“空き家”や“防災”等の問題や課題を解決に向けて推進する人材のことです。建物の知識はもちろん、資金調達や法律など幅広い知識が必要とされ、また地域住民とともに解決策を見出すため、コミュニケーション能力も重要となります。
まちづくりの問題を抱える地域は多く存在するため、SANGIの建築科では『まちづくりファシリテーター』を目指し、毎年養成講座を受講しています。

今回の講師は、企業組合 針谷建築事務所 会長鳥居 久保 様です。
針谷建築事務所 様は、1946年に設立された建築事務所で、新たな都市空間の創出に力を注いでいます。公共施設から住宅など幅広く手掛ける設計事務所です。

今回の講演テーマは 「まちにおける図形の持つ完結性と想像力」です。

講演の冒頭では、大阪・関西万博会場のシンボルである「大屋根リング」が紹介されました。
この巨大な木造建築は、「多様でありながら、ひとつ」という万博のテーマを体現し、人の流れや都市構造に大きな役割を果たしています。円というシンプルな形が都市に与える影響の大きさを学びました。

また、建築家・丹下健三氏設計の「広島平和記念資料館本館」も取り上げられ、「平和の軸線」という考え方が紹介されました。原爆ドーム、慰霊碑、資料館を結ぶこの軸線は、敷地境界を超えて都市空間へと広がり、平和への祈りと記憶を共有するメッセージが込められています。

講演の最後には、質疑応答の時間が設けられました。
学生からは「設計した中で一番思い入れのある建物はどれですか?」といった質問が寄せられ、実際の経験やエピソードを交えて丁寧に答えてくださいました。普段はなかなか聞けない建築家の“想い”に触れられる貴重な時間となり、学生たちはさらに建築の奥深さを感じていました。

今回の講座は、建築の奥深さや面白さを実感できた時間になりました。
今回の経験を糧に、さらに視野を広げて学んでいきましょう!