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保育の現場で欠かすことのできない絵本。
こども保育科3年生が絵本の資格『認定絵本士』の取得を目指し、今回は「絵本が生まれる現場」というテーマで講座を受講しました!
絵本の世界を広げ、絵本の楽しさを知るため、絵本に関する様々なジャンルから精通した講師を招き行うこの講座。
今回は、絵本作家の柴田 愛子 先生と、元編集者の松下 清美 様にお越しいただきました!
柴田先生は、保育現場での豊富な経験をもとに「子どもの心により添う保育」を提唱し、絵本作家として『けんかのきもち』など数多くの作品を手がけています。雑誌連載や講演活動、テレビ出演など幅広く活躍されており、保育者や保護者から厚い信頼を集めています。

講座では、柴田先生から『けんかのきもち』が生まれた背景や、絵本の内容は実際の保育現場での経験を基に作っているという創作のこだわりについて伺いました。さらに、「子どもの笑顔やわくわくした気持ちは、大人の表情をやわらかくする」というエピソードも語られ、絵本を通して子どもの世界に寄り添うことの大切さを実感していました。


松下さんからは、絵本編集の裏側についてのお話。
「絵本は子ども自身でページをめくるので、細部まで見られてしまう」というエピソードをはじめ、色や構図、ページの余白にまで意味があることなど、編集者ならではの視点を学ぶことができました。絵本づくりに込められた緻密な工夫に、学生たちは笑顔を見せながら、楽しそうに学びを深めていました。


今回の講座を通じて、絵本がどのように生まれ、どんな思いが込められているのかを知ることができた学生たち。
絵本が生み出す笑顔とわくわくを、保育の現場でたくさん届けてくださいね☆